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紋付羽織袴

紋付羽織袴(もんつきはおりはかま)とは、現代の男性の和装第一礼装結納や結婚式、葬儀、式典などの冠婚葬祭で用いられる。紋付と省略されたり、紋服とも呼ばれる。

黒染めの起源は10世紀頃に遡り、黒紋付染として確立したのは江戸時代初期と見られている。この頃の羽織袴は武家の日常着であり、正装は裃(かみしも)だった。紋付羽織袴は江戸中期には次第に下級武士や町人の礼装として扱われていく。幕末には紋付羽織袴は武家の公服(公の場に着ていく服)、準礼装となる。明治維新の太政官令の勲章着用規定によって裃が廃され、男子の第一種礼装として紋付羽織袴を用いることが定められたことから、一般の礼服として広く普及していった。

紋付羽織袴の正式な着方

  • 羽織: 黒羽二重(はぶたえ:縦糸に細い2本の糸を用いて平織りで織られた絹織物。)
  • 羽織紐: 白の平打ちまたは丸組みの紐を、房を上にして鳩尾の前で結ぶ殿様結び(大名結び)で仕上げる。花結びなどは略礼装
  • 長着: 黒羽二重。羽織とともに季節により変わり、秋冬春は袷(あわせ)、6月9月は単衣(ひとえ)を、7月8月の盛夏には絽や紗の生地を用いる。
  • 紋: 羽織、長着ともに背紋(背中)・袖紋(両袖)・抱き紋(両胸)の五つ紋。三つ紋(背紋と袖紋)、一つ紋(背紋のみ)の順に簡略となる。染め抜き紋が正式で縫い紋は略式。
  • 袴: 仙台平(せんだいたいら)の生地で黒もしくは茶色の縦縞柄の馬乗袴。行灯袴でも可。
  • 帯: 角帯
  • 足袋: 白足袋
  • 履物: 畳表の草履。慶事は白鼻緒、弔事は黒鼻緒。

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