カマーバンド(cummerbund)とは、タキシードのズボンのウェストに巻く、幅広のピッタリとしたサッシュ(腹帯)ベルトのこと。タキシードの正式な着こなし方は、黒タキシード+立襟のシャツ+黒の蝶ネクタイ&カマーバンドの組合わせで、必ずサスペンダーを用いる。カマーベルトともいう。
カマーベスト(cummervest)は、カマーバンド(cummerbund)の一種。タキシード専用で、ベストの上半分をカットしたような形状の、前ボタン留めのカマーバンド。
サスペンダー(suspender)とは、ズボンやスカートを留めるために用いる、肩から吊り下げる紐やバンドのこと。収縮性のある素材で作られることが多く、ベルトの先端にあるクリップ式の金具やボタンで固定する。前は2ヶ所で留めるが、後ろの形は2ヶ所で留めるX型と、センター1ヶ所で留めるY型がある。複数形のサスペンダーズ(suspenders)が正しい表現。
ブレーセス(braces)は、ズボンやスカートを留めるために用いる、肩から吊り下げる紐やバンドのこと。ブレーセスはイギリス英語で、アメリカではサスペンダー(suspender)という。
ポケットチーフ(pocketchief)とは、上着の胸ポケットに入れる装飾用ハンカチーフのこと。正礼装のテイルコート(燕尾服)・タキシード・モーニングの場合は、白色の麻か木綿のチーフを、スリーピークに折って用いる。準礼装には麻、綿、絹の素材のものを用いて、チーフの色はカップルの女性のドレスの色に合わせるのが一般的。
スリーピーク(three peak)とは、ポケットチーフの飾り方の一種で、三角形の山を三つ折り出し、その三つの角をずらして見せる挿し方。主に正礼装のテイルコート(燕尾服)・タキシード・モーニングの際に、白色の麻か木綿のチーフで用いられる、最もフォーマルでクラシックなスタイル。
ドレスグローブ(dress glove)とは、礼装用手袋の総称。テイルコート(燕尾服)なら白、タキシードなら黒、モーニングコートならグレイと、通常ベストと同色のものを用いる。素材はキッド(仔山羊)、ディアスキン(鹿革)、ドースキン(雌鹿)、バックスキン(雄鹿)、シャモワ(カモシカ)などから、絹織地のものが用いられる。
スティックピン(stick pin)は、ネクタイ留めの一種で、長い針状のタイピン。頭部には宝石やパールなどの装飾が施され、もう一方の端は尖っていてネクタイに刺して留める。主に礼装用としてアスコットタイやクロスタイなどのネクタイを留めるために用いられる。
ブートニア(boutonniere)とは、新郎の左胸に飾る花のこと。ブートニアとはフランス語で「ボタンホール(襟穴)」の意味。本来、ブートニアは上着の左胸のボタンホールに差すが、コサージュとして左衿に留めるようになっていることが多い。通常、ブートニアは新婦が持つブーケと同じ花材でコーディネートする。ブートニアはブーケ代とセットになっていることが多い。
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