1873年にドイツのヘルマン・ニーシングが創設したジュエリーブランド。ニーシング社の代表作品、ニーシングリングは、1979年のWalter Wittekによってデザインされニーシング社より発表されたセッティング。テンションセッティングのことをニーシングリング(Niessing Ring)とも呼ぶ。
テンションとは張力の意味。テンションセッティングは、地金の張力を利用してダイヤモンドを留めるセッティング方法。枠に切れ込みを入れ、宝石の下部側面に溝を掘り、左右2ヶ所で宝石を挟んだデザイン。爪などの台座がなく地金だけで留めているため、宝石が空中に浮いているように見える。
宝石を留める爪がないため、あらゆる角度から光を集めれるため、ダイヤモンドの美しさを発揮できる。セッティング部分は鏡面仕上げとなっているため、ダイヤモンドの輝きが反射してより輝きが増す。
ニーシングリングは、ドイツの造形芸術学校のバウハウスの理念を継承し、美術と技術の融合を図ったデザインで、2001年には美術品として認証され、世界中の複数の美術館に展示されている。現在、芸術的著作権保護により模倣から守られている。
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