タキシード(tuxedo)は元々は夜の準礼装とされているが、本来の正礼装の燕尾服はもはや前時代的な衣装となり、近年は正礼装もタキシードが一般的になってきている。また、夜のみの礼装ではなく、昼から着用可能になってきている。ブラックタイと言うとタキシードを指す。タキシードはアメリカの呼び方で、イギリスではディナージャケットと呼ばれる。
■タキシードの最も正式な着方
タキシードの始まりは、1886年10月10日。ニューヨークのタキシード・パーク倶楽部の正装舞踏会で、全員がテールコート(燕尾服)を着ている中、グリスウォルド・ロリラードという人物が着てきた、真っ赤なスモーキングジャケットが始まりであると言われている。実は彼がテールコートに着替えるのを忘れて、部屋着のテールレスコート(尻尾の無い服)のまま、控室からホールに出て来てしまったのが事の真相。これはタキシード事件と呼ばれている。
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